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J-GLOBAL ID:201202253576642787   整理番号:12A0625261

Taguchi法によるNaCl-H2SO4-Ca(OH)2での,亜鉛プラント残渣からの鉛浸出ための最適条件決定

Determination of the Optimum Conditions for the Leaching of Lead from Zinc Plant Residues in NaCl-H2SO4-Ca(OH)2 Media by the Taguchi Method
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資料名:
巻: 51  号: 10  ページ: 3887-3894  発行年: 2012年03月14日 
JST資料番号: C0385C  ISSN: 0888-5885  CODEN: IECRED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,亜鉛プラント残渣(ZPR)から生じる鉛の環境的コンフリクトおよび職業上の危険を低減するための継続的取組みの一部分であり,本問題をブレークスルーし廃棄鉛を回収する目的がある。鉛回収に対し,塩化物リーチングにて14.4%Pbの残渣が用いられ,Ca(OH)2の添加によりリーチング段階で硫化物が制御された。本報では,ZPRからのPb抽出効率にて,影響ある因子の効果を検討した。直行配列設計(OAD)に基づくTaguchi法を用い,ZPRから鉛抽出を最大化するため試験実行をアレンジした。主な結果としては,以下が挙げられる。鉛抽出に影響を及ぼすもっとも重要なパラメータは,パルプ密度およびNaCl濃度であった。パルプ密度は鉛浸出を低減するが,NaCl濃度の増大は鉛抽出を拡大させる。効果的な因子は,液固比(L/S),NaCl濃度(C),反応時間(t),酸pH(pHa),反応温度(T),撹拌スピード(R),および中和pH(pHb)であった。ZPRの最大鉛抽出は,C,400g/L;R,700rpm;T,55°C;t,8h;L/S,20;pHa,2;pHb5.5の条件であった。操作パラメータのR,T,t,pHa,およびpHbは,最適条件に際し,統計的に重要因子とならず,他の因子(パルプ密度およびNaCl濃度)の最適組合せにて,鉛の高抽出が可能となる。経済的かつ最大抽出の観点での最適条件は,C,400g/L;R,700rpm;T,55°C;t,1h;L/S,20;pHa,3.5;pHb4であった。この条件にて,静的モデルによれば最適化結果として,85.9%の抽出率となった。Taguchi法は,同時解の適用,および鉛抽出の最大化に対するZPRの硫化物除去をなし得た。試験結果を用いた開発静的モデルは,プロセスの設計スペースを指図するのに効果的である。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鉛とその化合物  ,  資源回収利用  ,  廃棄物処理 

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