抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Huppert and Sparks実験を発展させ,粒径を1桁変えた実験で得た結果を無次元数で整理することで,結晶沈降効果を取り入れた熱対流場への影響を調べた。その結果,熱浸食を伴う粒子を含む熱対流系では自発的な粒子の落下・停止サイクルが観察できた。また,熱浸食の停止は懸濁液層が密度成層を形成することにより熱輸送が低下すると起き,懸濁液層が上昇して密度成層が崩壊することにより熱輸送が再び増大することで熱浸食が再開することがわかった。サイクルの有無はE(Erosion数),粒子の落下パターンはR(Rouse数)によって分類でき,粒径を変化させるとRとEの組合せによって観察される現象をパターン分けできた。