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J-GLOBAL ID:201202253659409090   整理番号:12A0544333

ICPMSによる環境固体試料中の99Tcの定量におけるテクネチウムの安定性及びルテニウム及びモリブデンからの脱コンタミネーション

Stability of Technetium and Decontamination from Ruthenium and Molybdenum in Determination of 99Tc in Environmental Solid Samples by ICPMS
著者 (4件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 2009-2016  発行年: 2012年02月21日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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テクネチウム-99(99Tc)は235U及び239Puの熱中性子分裂反応によって生成される長寿命放射性核種であり,主に使用済み核燃料再処理工場及び核兵器試験において放出される。99Tc定量に関して試料前処理,予備濃縮,精製及び測定からなるいくつかの方法が報告されているが,本研究では試料を前処理してテクネチウムを分離した後,ICPMSによる環境試料中の低レベル99Tcの測定でのルテニウム及びモリブデンを十分に除去できる効率的なアプローチを見出す目的で,TEVA樹脂におけるテクネチウム,ルテニウム及びモリブデンの挙動と,乾式灰化及び蒸発手順過程でのテクネチウムの安定性を調べた。そしてその結果に基づいて,過酸化水素前処理及び連続するTEVAカラムを用いた抽出クロマトグラフィーによってモリブデン及びルテニウムを除去できるアプローチを開発し,これによってモリブデン及びルテニウムについて汚染除去係数4×104及び1×105以上を得た。また環境固体試料中の99Tcを定量するための誘導結合プラズマ質量分析(ICPMS)に結合したクロマトグラフィック分離法を開発したが,これらの全手順におけるテクネチウムの化学収率は試料の型及び量に依存して60%から95%まで変動し,99Tcについての検出限界は0.15mBq/gであった。環境固体試料中の99Tcの定量に適用した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機化合物一般及び元素  ,  質量分析  ,  分離法一般 

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