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J-GLOBAL ID:201202253693264904   整理番号:12A0394801

バイオ/化学検出のための波長検出導波路共鳴センサとしての多孔質酸化チタン薄膜の応用

Application of Porous TiO2 Thin Films as Wavelength-Interrogated Waveguide Resonance Sensors for Bio/Chemical Detection
著者 (3件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 3342-3348  発行年: 2012年02月09日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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金クラッド多孔質TiO2薄膜導波路を使用して,多孔質導波路モード共鳴(PWMR)センサーを作製し,案内モードでのセンサーの共鳴波長をCCD分光計によって検出した反射光の強度スペクトルから決定した。多孔質TiO2薄膜内部に吸着したグルタチオン(GSH)分子の体積分率が誘起された共鳴波長のシフトに比例することがわかった。GSHの飽和吸着によって,最大シフトΔλR=8.1nmと対応する0.085の体積分率がえられ,多孔質TiO2薄膜の吸着容量が対応する無孔性の薄膜の10倍以上であることがわかった。このPWMRセンサーは,鉛(II)濃度の対数値に対してΔλRの擬似直線的依存性を示し,検出限界が1ppmであった。これらの結果から,波長検出モードで作動するPWMRセンサーが化学物質とバイオケミカル物質のリアルタイム検出に応用できることがわかった。
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