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J-GLOBAL ID：201202253713796754   整理番号：12A0411075

フェムトセル基地局におけるアンテナ数及び利用可能なチャネル情報に応じた隣接セル端末への干渉低減法

Adjacent Cell Interference Mitigation Techniques Depending on the Number of Antennas and Channel Information Available at Femtocell Base Stations

著者 (2件)： 林玄史 (慶応大 大学院理工学研究科) ,  大槻知明 (慶応大 理工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 403(SIP2011 78-126)  ページ： 239-244  発行年： 2012年01月19日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フェムトセル基地局(FBS)は室内カバレッジを増大させる技術として近年注目を集めている。しかしながら,FBSはマクロセル基地局と同一の周波数帯域を利用するため,FBSをマクロセル内に設置するには,マクロセル・フェムトセル間の干渉やフェムトセル間の干渉を制御する必要がある。本稿では,許可されたユーザのみアクセス可能であるCSG(Closed Subscriber Group)FBSがマクロセル内に複数展開される環境において,送信電力制御およびビームフォーミングを用いたFBS周囲の端末への干渉低減法をFBSの送信アンテナ数およびFBSで得られるチャネル情報に応じて提案する。計算機シミュレーションにより,マクロユーザおよびフェムトユーザを共に含む全体ユーザにおける信号対干渉雑音電力比(SINR)の累積分布関数(CDF)下位5%値を改善するのに提案法が有効であることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *セルラ通信 ,  基地局 ,  *ビーム成形 ,  電力制御
準シソーラス用語： *セル間干渉 ,  フェムトセル ,  *マイクロセルラ通信 ,  干渉低減 ,  送信電力制御 ,  *適応ビームフォーミング

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (11件)：

• 総務省. 情報通信審議会 情報通信技術分科会 携帯電話等周波数有効利用方策委員会IMT-2000高度化作業班 (第8回) 資料. 2008
• CHANDRASEKHAR, V. Femtocell Networks : a Survey. IEEE Commun. Mag. 2008, 46, 9, 59-67
• MANSFIELD, G. Femtocells in the US Market -Business Drivers and Consumer Propositions. FemtoCells Europe. 2008
• MIN-SUNG, K. Cross-Tier Interference Mitigation for Two-Tier OFDMA Femtocell Networks with Limited Macrocell Information. IEEE GLOBECOM 2010, Miami, Florida, Dec. 2010, 1-5
• HOLMA, H. WCDMA for UMTS : HSPA Evolution and LTE. 2007

タイトルに関連する用語 (6件)： フェムトセル ,  基地局 ,  アンテナ ,  チャネル ,  隣接セル ,  干渉低減