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J-GLOBAL ID:201202254023812753   整理番号:12A1195044

コバルト(II)-ポリベンズイミダゾール複合体によりデリバーした遺伝子のトランスフェクション効率に与える細胞核局在化配列の影響

The effect of a nuclear localization sequence on transfection efficacy of genes delivered by cobalt(II)-polybenzimidazole complexes
著者 (6件):
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巻: 33  号: 31  ページ: 7884-7894  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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我々は,ポリベンズイミダゾールの金属複合体が,それらの強いDNA濃縮能に基づき,遺伝子デリバリー系の新しい型になることを示している。しかしながら,金属複合体により形成したDNA濃縮物のin vitroトランスフェクション効率は,比較的低い。細胞透過性ペプチドおよび細胞核局在化配列(NLSs)のような正に荷電したペプチドは,恐らく,これらが細胞核孔を介し,細胞核へのDNAとの静電的複合体の侵入を促進することにより,トランス遺伝子の発現を増強することが報告されている。ここでは,正常および癌細胞系でNLS(PKKKRKV)の存在下,一連のCo(II)複合体により転移する遺伝子の発現を検討した。結果は,Co(II)複合体がNSL非存在下より,存在下で,より著しくDNAを濃縮することを示した。Co複合体添加前のNLSの結合は,NLSの無い濃縮物と比較し,与えられたCo複合体/DNA比で,濃縮物の大きさとポピュレーションの両方を有意に低下した。一方,NLSの結合は,DNAナノ粒子上の表面の正の荷電を相当増加した。適切な大きさおよび高い表面の正の荷電は,細胞へのナノ粒子の入り口を促進した。ルシフェラーゼ活性分析は,NLS結合濃縮物のトランスフェクション効率が,異なる細胞系でNLSのないもののそれの5倍であり,市販で利用可能なキャリアーPEIと作った濃縮物のそれと同等であることを示した。更に,NLS結合濃縮物の細胞生存分析は,NLSのないものより低い細胞毒性を示した。このように,NLSと陽イオン金属複合体の組み合わせは,新しい型の三成分デリバリー系を提供する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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医用素材  ,  遺伝子操作  ,  細胞生理一般 

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