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J-GLOBAL ID:201202254053485161   整理番号:12A0685287

堆肥化施設中のバクテリア,菌類,内毒素に対する車両運転席環境の保護

Protection of the vehicle cab environment against bacteria, fungi and endotoxins in composting facilities
著者 (4件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 1106-1115  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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車両運転席内部空気の微生物学的品質は堆肥化施設における職業的健康リスク管理の主要な問題である。本研究はバイオエアロゾルに対する車両運転席環境の平均的な防御効率を高い精度で推定することを目的とした。運転席内部の測定結果を解析し,防御システムが作業者の曝露を許容できるレベルまで減少させられるかを確認した。5台のフロントエンドローダー,1台のミキサー車,2台の農業用トラクタについて調査した。4台の車両は加圧システムと高効率粒子空気(HEPA)フィルタシステムを装備していた。他の4台は紙フィルタを装備しているのみで,加圧システムを装備していなかった。エアサンプラーを使用して運転席内部と外部で同時に収集した空気の試料72組について,バクテリア,菌類,内毒素を測定した。1台のフロントエンドローダーは加圧システムとHEPAシステムを装備しており,新車であったため,生物学的薬剤に依存して,99.47~99.91%の平均防御効率を示した。他の車両の低い防御効率は通常のフィルタを通した侵入,加圧システムの未装備,フィルタ封止系の漏洩,運転席に蓄積した粒子の再浮遊に起因すると考えられた。バクテリアと内毒素の平均防御効率はそれぞれ92.64~98.61%,92.68~98.43%であった。菌類胞子を対象とした平均防御効率は59.76~94.51%であった。運転席内での菌類に対する曝露が短期間の呼吸効果の基準値を超える確率は堆肥化施設内の車両が加圧システムとフィルタを装備する必要性示唆しており,これは施設が屋内あるいは屋外かに無関係である。トラクタに関しては,運転席内部の曝露を顕著に削減できない。本研究によれば,1日1時間の干し草の裏返し作業で,菌類に関連する短期間の呼吸効果について,基準値を超える0.01%以下のリスクが存在する。加圧とフィルタは堆肥化施設における空気中のバクテリア,菌類,内毒素に関して安全な作業環境を提供できる。しかし,車両運転席の清掃,作業着と靴の洗浄,フィルタ封止系の漏洩防止が高レベルの防御システム達成に必須である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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安全管理  ,  産業衛生,産業災害  ,  環境汚染一般 

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