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J-GLOBAL ID:201202254059544763   整理番号:12A1384844

メルリン:ウィザードは腫瘍抑制因子として機能するために蛋白質安定性を必要とする

Merlin: The wizard requires protein stability to function as a tumor suppressor
著者 (3件):
資料名:
巻: 1826  号:ページ: 400-406  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経系の腫瘍を特徴とする2型神経線維腫(NF2)は,NF2遺伝子の機能損失の結果である。NF2遺伝子は,ERM(エズリン,ラディキシン,モエシン)蛋白質ファミリーのメンバーであるメルリン(Merlin,moesin-ezrin-radixin様蛋白質)をコードする。メルリンは,増殖,アポトーシス,生存,運動性,接着及び侵入に関連する機構に影響を与えることによって腫瘍抑制因子として機能する。いくつかの研究はメルリンにおける腫瘍内因性変異を要約した。腫瘍細胞は独立しているというよりむしろ入り組んで周囲のストロマと交互に支えあう相乗作用であるという事実を考慮すると,腫瘍細胞とストロマとの間の対話は分子のホメオスタシスに潜在的に影響を与え,悪性形質の展開を促進する。本レビューでは,メルリンに影響を与える後成的修飾,転写安定性及び翻訳後修飾を要約した。細胞内のメルリンの有効性に影響を及ぼす腫瘍環境由来の外性因子の役割についてレビューした。メルリンの調節に関する情報は,NF2の遺伝子変化を示さずにメルリン蛋白質発現を低下させる腫瘍中メルリン蛋白質を安定化させることで,新規な治療法に結びつく可能性がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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神経系の腫よう  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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