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J-GLOBAL ID:201202254076260370   整理番号:12A1650647

非官能化超架橋ポリスチレンにおける”官能基”の性質について

On the nature of “functional groups” in non-functionalized hypercrosslinked polystyrenes
著者 (6件):
資料名:
巻: 72  号: 12  ページ: 973-982  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: H0954A  ISSN: 1381-5148  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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報告は,超架橋ポリスチレンのFTIRスペクトルにおける1700/cmの吸収バンドの割当を議論した。二塩化エチレン中で膨潤した後架橋スチレン-0.5%DVB共重合体により得られたネットワークのスペクトルにおいて,このバンド例外的に強く,非酸化触媒SnCl4の存在下,モノクロロジメチルエーテルで最大可能架橋度300%,400%及び500%で得られた。理論的に,これらのネットワークでは,夫々のフェニル環は,隣接するフェニルに夫々3,4あるいは5のメチレン基により結合している。生成物の元素分析は,C及びHに不足しているように思われた,このことが酸素の驚くべき高パーセンテージを予測させた。しかしながら,酸素の疑わしい高含量及び1700/cmのバンドの双方の芳香族カルボニルへの従来の帰属は正しくない。ヒドロキシルアミン,重亜硫酸ナトリウム,エチルオルトフォルミエートあるいはLiAlH4による超架橋ポリスチレンの処理は,FTIRスペクトルにおける1700/cmの吸収の消失をもたらさず,相当する特性新バンドの発現をもたらした。固相13C NMR分光法も超架橋ポリスチレンにおけるC=O切片の不在を確認した。そのベンゼン環をBirch反応により還元後の500%架橋度を有する試料のスペクトルにおいて,1700/cmの吸収は消失し,一方1670-1650/cmの範囲の新バンドが発現した。このことは,非常に高い相互結合性を有する剛直ネットワークを構成する芳香族フラグメントにおける炭素-炭素結合及び原子価角の拘束振動により,1700/cmのバンド及びそのショルダーが引き起こされていることを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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