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J-GLOBAL ID:201202254155003978   整理番号:12A1312597

中国における調理のための最新バーナーにおけるバイオマスペレット燃焼由来の酸素化多環芳香族炭化水素の排出

Emission of oxygenated polycyclic aromatic hydrocarbons from biomass pellet burning in a modern burner for cooking in China
著者 (12件):
資料名:
巻: 60  ページ: 234-237  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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バイオマスペレットは中国を含む世界中で急速に広く展開されている。本ステージまで,これらペレットの燃焼由来の種々の有機汚染物質排出における研究は限定的である。親多環芳香族炭化水素に加えて酸素化PAH(oPAH)の憂慮が増加している。本研究では,oPAHの排出係数(EF<sub>oPAHs</sub>)をそれぞれトウモロコシ藁とマツ木材から作製した2タイプのペレットについて測定した。最新ペレットバーナーにおける2次側給気有り(モードII)と無し(モードI)の二つの燃焼モードを検討した。比較の目的のため,一般的調理ストーブで燃焼した原燃料についてのEF<sub>oPAHs</sub>も測定した。EF<sub>oPAHs</sub>はマツ木材とトウモロコシ藁ペレットの燃焼モードIIにおいて,それぞれ348±305と396±387μg kg<sup>-1</sup>だった。モードIでは測定されたEF<sub>oPAHs</sub>はそれぞれ77.7±49.4と189±118μg kg<sup>-1</sup>だった。モードIIのEFは,主に,より過剰の空気下での燃焼温度低下による,モードIでのそれより高かった(2~5倍)。一般的調理ストーブで燃焼させた未加工のトウモロコシ藁とマツ木材についてのEF<sub>oPAHs</sub>と比較して,モードIにおけるペレットについての総EF<sub>oPAHs</sub>は,おそらく燃焼効率の上昇と燃料特性の変化により,有意に低かった(p<0.05)。しかし,未加工バイオマス燃料とモードIIで燃焼させたペレット間の差異は統計学的に有意ではなかった。熱効率上昇とEF低下の両者を考慮すると,バイオマスペレットを農村在住者が広範囲に使用可能なら,oPAH排出のかなりの減少が予想可能である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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気圏環境汚染 

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