抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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競争が激しい食品スーパーにおける,高付加価値化戦略について考察した。まず,チェーンストアの店舗面積と売場効率の近年の推移を示し,面積当りの年間売上高に低下傾向が見られることから,厳しい経営環境下に置かれていること,また,主な食品スーパーについて,店舗規模の大小,差別化志向,価格志向での分類により戦略を示すなどして,食品スーパー業界を概観した。その上で,高付加価値化による差別化戦略に焦点を当て,その路線にある大阪の(株)大近の例を紹介した。具体的には,同社の概要,自社工場による商品開発,店舗独自の品揃えの状況について説明した。更には同社が,20代前半から30代前半の女性をターゲットにした新業態の店を,同社の同年代の女性によるプロジェクトチームで企画し,百貨店内へ進出した展開などにも触れた。最後に高付加価値戦略の課題についても述べた。