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J-GLOBAL ID：201202254169940664   整理番号：12A0925516

飽和した地質物質でのウランの移動への天然有機物の影響: 分子スケールからカラムスケールまで

Impact of Natural Organic Matter on Uranium Transport through Saturated Geologic Materials: From Molecular to Column Scale

著者 (9件)： YANG Yu (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  SAIERS James E. (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  XU Na (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  MINASIAN Stefan G. (Lawrence Berkeley National Lab., California, USA) ,  MINASIAN Stefan G. (Los Alamos National Lab., New Mexico, USA) ,  TYLISZCZAK Tolek (Lawrence Berkeley National Lab., California, USA) ,  KOZIMOR Stosh A. (Los Alamos National Lab., New Mexico, USA) ,  SHUH David K. (Lawrence Berkeley National Lab., California, USA) ,  BARNETT Mark O. (Auburn Univ., Alabama, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 11  ページ： 5931-5938  発行年： 2012年06月05日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地下水経路での放射性核種の移動への水中の有機物の影響を調べた。水飽和砂カラムでの六価ウラン(U)の共輸送への泥炭土の逐次抽出で得られた3つのフミン酸(HA)の影響を比較した。18細孔容積による溶離で測定したUの相対的な破過濃度はHAなしの試験では未検知レベルであったが,HAによる試験では0.17~0.55へ増加した。Uの移動へのHAの影響の程度は有機物の疎水性とNMRで検出したアルキル炭素含有量と正に相関し,Uの移動促進に疎水性有機物が重要であることを示した。透過型走査X線顕微鏡(STXM)による炭素とウラン元素マップによってUのミクロスケール分布が不均一であることを示した。これらの分子スケールとカラムスケールデータから,HAによるUの結合と共輸送に疎水性有機物が重要であると結論した。

シソーラス用語： *ウラン ,  環境放射性核種移動 ,  有機物 ,  *フミン酸 ,  *地下水 ,  *共輸送 ,  試験 ,  破過特性 ,  疎水性 ,  放射能汚染
準シソーラス用語： カラム試験 ,  天然有機物 ,  *六価ウラン

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (8件)： 飽和 ,  地質 ,  物質 ,  ウラン ,  天然有機物 ,  分子 ,  スケール ,  カラム