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J-GLOBAL ID:201202254209291141   整理番号:12A0667614

機関システムの設計変更による工数削減

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資料名:
号: 2012-Spring  ページ: 14-16  発行年: 2012年04月16日 
JST資料番号: L4676B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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大型船の燃料油は殆どがC重油(HFO)と呼ばれる重質油を主燃料油としている。ECA(排出規制海域)では,硫黄分1.0%以下の低硫黄分燃料油の使用が義務付けられている。C重油の硫黄分は3%程度であるため,ECA内では他の燃料油を使用する必要がある。燃料油中の硫黄分の規制は今後,ECA外にも広がることも考えられ,低硫黄分燃料としては(ローサルファ)A重油,軽油(MGO),LNG等が挙げられる。本文では,船に使用する燃料油をA重油のみとした燃料油系統の設計を試行し,工数及び燃費に与える影響について検討した結果を紹介した。本文では,17万重量トンクラスのばら積み船を想定して検討を行った。船舶の主燃料油をC重油からA重油へ変更することで,機関艤装工数は10%減となり,さらに補助ボイラを省略した場合では20%減となる。A重油はC重油と比較して高価であるため,運航費用等を勘案する必要はあるが,機器の省略によって整備の負担を軽減できるほか,排気ガス中の有害成分に対する規制は強化される傾向にあり,航行想定海域によっては現実的な選択肢となる可能性がある。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
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船体ぎ装  ,  液体運搬船,ばら積貨物船  ,  造船,修理 
タイトルに関連する用語 (2件):
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