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J-GLOBAL ID:201202254394384380   整理番号:12A0231718

ヒトの血漿中の内在性カンナビノイドの2-アラキドノイルグリセロール(2AG),1-アラキドノイルグリセロール(1AG),及びアナンダミドのUPLC-MS/MSによる同時定量:マトリックス効果,2AG/1AG異性化の最小化とトルエン溶媒による分解

Simultaneous UPLC-MS/MS quantification of the endocannabinoids 2-arachidonoyl glycerol (2AG), 1-arachidonoyl glycerol (1AG), and anandamide in human plasma: Minimization of matrix-effects, 2AG/1AG isomerization and degradation by toluene solvent extraction
著者 (8件):
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巻: 883-884  ページ: 161-171  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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内在性カンナビノイド(EC)システムの重要な分子である2-アラキドノイルグリセロール(2AG)とアラキドノイルエタノールアミド(アナンダミド,AEA)の分析は,種々の特性のために困難な課題である。2AGはアシル基の転移によって生物化学的に不活性な1-アラキドノイルグリセロール(1AG)に自発的に異性化し,2AGと1AGはクロマトグラフィーによってはじめて分離される。共抽出されるリン脂質に起因するマトリックス効果が,2AGと1AGの分析を複雑にする。また,2AGと1Aは,溶媒の蒸発過程で異性化,又は分解する。そこで,マトリックス効果リン脂質(2%)を含有するトルエン抽出物を従来法としてのクロロホルム-メタノールの混合物からの抽出物と比べた。その結果,トルエンが他の有機溶媒と同等の抽出収率(60-80%)を与えた。ヒトの血漿中の2AGとAEAの同時定量に,このようなトルエンの好ましい特性に基づく正のエレクトロスプレイイオン化(ESI+)を利用するUPLC-MS/MS法を開発した。本研究のUPLC-MS/MS法は,先に開発したヒトの血漿中のAEAの分析のためのGC-MS/MS法とすぐれた相関関係(r2=0.821)を示した。本研究のUPLC-MS/MS法は,ヒトの血漿試料(1mL)中の2AGとAEAの日常分析にふさわしかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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有機化合物の各種分析  ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般 
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