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J-GLOBAL ID：201202255314868035   整理番号：12A1174875

四脚月着陸機の接触力学解析と転倒性評価

Contact Dynamics Analysis and Stability Evaluation for Lunar Lander with 4 Legs

著者 (2件)： 能見公博 (香川大) ,  宮原啓 (富士重工業)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 78  号： 790  ページ： 1960-1971 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿は,四脚月面着陸機の着陸挙動解析についてまとめた。ソフトウエアADAMSを用い,とくにハニカムコア特性,月面上のレゴリス特性,を考慮したモデル化を行った。着陸時の接触力学に関しては実験解析を実施,その結果を反映した。シミュレーション結果より,(1)脚の開き角が小さいと転倒しやすい,(2)ハニカムは機体への衝撃力緩和に機能する,(3)転倒の可能性は摩擦力の影響を大きく受ける,ことが分かった。とくに摩擦力に関しては,接地速度と転倒性の関係を明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： 着陸 ,  *着陸機 ,  月 ,  力学 ,  解析 ,  *転倒 ,  ハニカム構造 ,  摩擦力 ,  レゴリス ,  衝突緩和 ,  月面 ,  *接触力学 ,  挙動解析 ,  衝撃緩和 ,  *飛翔体
準シソーラス用語： 四脚

分類 (1件)： 地上及び天体上の施設  (QK09000F)

引用文献 (10件)：

• (1) 滝澤悦貞,佐々木進,加藤學,“かぐや(SELENE)の概要について”,第52回宇宙科学技術連合講演会 (2008),淡路,No. 2A09.
• (2) 橋本樹明,星野健,田中智,大嶽久司,大槻真嗣,“月着陸探査ミッションSELENE-2”,第54回宇宙科学技術連合講演会 (2010),静岡,No. 2A17.
• (3) 澤井秀次郎,水野貴秀,福田盛介,中谷幸司,“小型探査機による月惑星探査の意義”,第54回宇宙科学技術連合講演会 (2010),静岡,No. 1A08.
• (4) 宮原啓,松本甲太郎,四宮康雄,青木滋,樋口健,吉田和哉,能見公博,横山隆明,“月探査における着陸衝撃吸収機構の研究”,第49回宇宙科学技術連合講演会 (2005),広島,No. 2H11.
• (5) Perkins, S. W., and Madson, C. R., “Mechanical and Load-Settlement Characteristics of Two Lunar Soil Simulants,” Jorunal of Aerospace Engineering, January 1996.

タイトルに関連する用語 (6件)： 月 ,  着陸機 ,  接触力学 ,  解析 ,  転倒 ,  評価