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J-GLOBAL ID:201202255652404206   整理番号:12A1202013

ヒマラヤ西部のクルミ(Juglans regia L.)の葉の精油の植物化学分析

Phytochemical analysis of the leaf volatile oil of walnut tree (Juglans regia L.) from western Himalaya
著者 (4件):
資料名:
巻: 42  ページ: 195-201  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インドで一般的に’Akhrot’と呼ばれているクルミ(Juglans regia L.)は,幅広い健康上の不調に対処する医薬用途で長い歴史を持つ有用な樹木である。クルミ精油の収量と組成を明らかにするため,ヒマラヤ西部で育つ28個体群のクルミの葉を春季に採取した。比較の結果,クルミ葉の精油の収量と組成には大幅な差異が認められた。各クルミ個体群の新鮮葉の精油収量は0.02~0.12%であった。GC/FIDとGC/MSによる精油の分析と統計解析による分類の結果,テルペノイド組成の有意差により3つのクラスタに分けることができた。また,全精油組成の83.2~98.0%を占める70個の成分を同定・定量した。精油の主要成分は,(E)-カリオフィレン(1.4~47.9%),β-ピネン(4.5~39.5%),ゲルマクレンD(5.0~23.3%),α-ピネン(1.5~18.1%),α-フムレン(1.1~11.8%),α-ジンギベレン(0.1~11.3%),α-コパエン(0.0~10.1%),リモネン(0.8~8.6%),カリオフィレンオキシド(0.1~8.6%),ar-クルクメン(0.0~7.2%),γ-カジネン(0.3~6.7%),(E)-β-ファルネセン(0.0~5.9%),1,8-シネオール(<0.0~5.4%),γ-クルクメン(0.0~4.2%)およびメチルサリシレート(0.1~4.0%)であった。本報は,ヒマラヤ西部のクルミ個体群の葉の精油に関する最初の報告である。同定した70成分のうち,25成分はクルミでは初めての記載であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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精油,香料  ,  植物の生化学  ,  森林植物学 

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