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J-GLOBAL ID:201202255803786637   整理番号:12A0238991

地雷地域周辺と近接農地の土壌のいくつかの品質特性の比較

Comparison of some quality properties of soils around land-mined areas and adjacent agricultural fields
著者 (2件):
資料名:
巻: 184  号:ページ: 1633-1643  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: D0789B  ISSN: 0167-6369  CODEN: EMASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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農地をもはや農業に利用しなくなり,自然の植生が回復することを許容する場合,土壌有機炭素が土壌に蓄積できる。様々な形態の土地利用での土壌有機炭素と団粒安定性変化の測定は,持続可能なシステムの開発に必要である。このために,農業地域と1956年以降農業活動が行われていない地雷地域の近隣地の両方から採取した土壌試料の比較は,土壌品質に対する耕耘と農業の影響を評価するための優れた手法となることができる。本研究の目的は,いくつかの土壌品質パラメータに対する耕耘,作付けと無耕耘の影響を比較することであった。トルコとシリア国境の沿った4つの異なる場所を選定して,土壌品質に対する耕耘と作付けの影響を究明した。各場所は土壌タイプと温度が異なるために別々に評価した。比較は,1956年以降耕耘と作付けのない休閑地と2年毎に耕耘したが植付けのない近くの制約地(T)又は耕耘し小麦とレンズマメを植えた近くの土地(P)との間で行った。3つの試料をそれぞれの場所の深さ0~20と20~40cmの深さから採取した。土壌有機炭素(SOC),pH,電気伝導率,水溶性Ca++,Mg++,CO3-2,とHCO3-,交換性カリウム(K+)とナトリウム(Na+),土壌テクスチャ,アンモニア(NH4+-N)と硝酸塩(NO3-N),抽出可能なリン及び土壌団粒安定性を測定した。作付けなしの継続的耕耘と耕耘及び作付けのSOC含量は,それぞれ2.2と11.6gkg-1であったが,無耕耘と無作付け地では30gkg-1であった。植物をまったく投入しない土壌の耕耘は,すべての場所の土壌から炭素の損失を生じた。無耕耘と無作付け地の土壌交換性NO3-N含量は,すべての処置間で最も高かった。農業活動は,土壌断面のリンとカリウム含量を増加した。植生土壌のP2O5含量は,様々な場所の無耕耘と無作付け土壌に比べて約20から39倍多かった。FTIRスペクトルは,まったく耕耘しなかった場所は,他の処理に比べてフェノール,カルボン酸,アミド,芳香族化合物,多糖類と炭水化物が多いことを示した。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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土壌化学  ,  作物栽培一般 
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