抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2012年度入学生から,新しい司書養成プログラムが始まるにあたり,図書館司書課程の内容を検討し,日本大学での対応や司書養成教育をめぐる問題について論じた。何が新しくなり,変わったのかについては,まず必要最低単位数が20単位から24単位に引き上げられたこと,また新設の「図書館情報技術論」や,「専門資料論」の削除等の問題を論じた。さらに科目の組み換え・統合がされ,「情報資源」の概念の導入,科目のグループ分けにおける名称整理などについて検討した。日本大学文理学部における対応としては,すでに24単位以上で開講してきているので,基本的に大きな変更にはならないと述べた。最後に,新しい司書課程の最大の意義として,司書資格取得の養成教育の場が主に大学の場に位置づけられた点であるとし,それ故に生じる問題点および社会的環境の問題にも言及した。