文献

J-GLOBAL ID：201202255902567556   整理番号：12A0367656

フルオレンと3,4-エチレンジオキシチオフェンの酸化共重合による共役重合体の発光色の調節

Tuning the Emission Color of Conjugated Polymers via Oxidation Copolymerization of Fluorene and 3,4-Ethylenedioxythiophene

著者 (6件)： OUYANG Mi (Zhejiang Univ. Technol., Hangzhou, CHN) ,  XIANG Wen-Qin (Zhejiang Univ. Technol., Hangzhou, CHN) ,  XU Yi (Zhejiang Univ. Technol., Hangzhou, CHN) ,  ZHANG Yu-Jian (Zhejiang Univ. Technol., Hangzhou, CHN) ,  LOU Qian-Ping (Zhejiang Univ. Technol., Hangzhou, CHN) ,  ZHANG Cheng (Zhejiang Univ. Technol., Hangzhou, CHN)
資料名： Polymers & Polymer Composites  (Polymers & Polymer Composites)
巻： 20  号： 1/2  ページ： 21-26  発行年： 2012年 
JST資料番号： T0757B  ISSN： 0967-3911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩化鉄を酸化剤に用いて9,9-ジブチル-9H-フルオレン(DBF)と3,4-エチレンジオキシチオフェン(EDOT)を化学酸化共重合させ,DBF/EDOT共役共重合体を合成した。生成共役共重合体は非晶質で,良好な溶解性と優れた熱安定性を示した。元素分析結果は共重合体中のEDOT含量がDBF/EDOT単量体仕込比の減少と共に増加することを示した。紫外可視(UV-vis)及び光ルミネセンス(PL)スペクトルは吸収ピーク及び発光ピークの波長がEDOT含量の増加と共に著しく赤方偏移することを示した。さらに,サイクリックボルタンメトリー(CV)測定結果はHOMO及びLUMO準位が共重合におけるDBF/EDOT単量体仕込比の変更により調節できることを示した。それらエネルギー準位の変化は青色と緑色の範囲で生成共重合体の発光色の調節を可能にした。

シソーラス用語： *共重合体 ,  共重合 ,  光ルミネセンス ,  *高分子半導体 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  赤方偏移 ,  *化学酸化重合 ,  バンドギャップ ,  可視発光スペクトル ,  塩化鉄 ,  酸化剤 ,  光応答性高分子 ,  可溶性 ,  熱安定性 ,  発光ダイオード ,  溶解性
準シソーラス用語： HOMO-LUMOギャップ ,  ポリマLED ,  *共役重合体

分類 (2件)： 共重合  (CG04030D) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (2件)： 3,4-エチレンジオキシチオフェン ,  9,9-ジブチル-9H-フルオレン

タイトルに関連する用語 (6件)： フルオレン ,  酸化 ,  共重合 ,  共役重合体 ,  発光色 ,  調節