抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
膜を用いた用排水処理における最大の弱点は膜透過性能の低下(膜ファウリング)である。膜ファウリングの制御を効果的に実施するためには,膜ファウリングを引起こす原因と過程に関する確度の高い情報が必要である。膜ファウリングは,膜処理の普及を阻む最大要因であるが,改善の余地が大きい。洗いやすい(強い)膜や高効率な物理洗浄は既に実用化の段階にある。糖・タンパク質を中心とする膜ファウリング物質の詳細な特性把握が可能になってきた。これらの方策が効果的に実施され,膜処理は高コストであるとする現在の誤った認識も近いうちに払拭されよう。