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J-GLOBAL ID:201202255924550630   整理番号:12A1719495

飽和コンクリートの巨視的有効弾性率と引張強度

Macroscopic effective moduli and tensile strength of saturated concrete
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号: 12  ページ: 1590-1600  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: E0724A  ISSN: 0008-8846  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ダム,橋梁,海上プラットフォーム等のコンクリート構造物の多くは水中にある。コンクリート細孔内または亀裂内の水はコンクリートの巨視的機械的性質,特に弾性率と強度に大きく影響する。本研究では,飽和コンクリートの全体的な機械的性質に及ぼす含水量,すなわちコンクリート気孔率の定量的な影響を調べた。三相球体モデルと中空円筒ロッドモデルにより,飽和コンクリートの有効体積弾性率と剪断弾性率に及ぼす気孔率の影響を定量的に調べた。細孔水が剪断耐力を持たないという仮定に基づき,弾性理論を用いて飽和コンクリートの有効弾性率とポアソン比を得た。さらに,最大引張応力破壊基準に従い,気孔率と全体的引張強さの定量的相関,および乾燥並びに飽和状態のコンクリートに対応する引張ピーク歪を確立した。最後に,理論的結果と実験データを比較して本手法の合理性と精度を検証した。本結果はYamanらの実験的観察と同等であり,本手法が乾燥並びに飽和状態のコンクリートの有効機械的性質の予測に適用できることを示した。また,乾燥コンクリートと比較して,飽和細孔水は周囲のコンクリートマトリックスの細孔への変形を制限し,コンクリートの全体的弾性率とポアソン比の向上を引き起こした。コンクリートの引張強さへの細孔水の影響は顕著であり,設計では無視すべきでない。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
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