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J-GLOBAL ID:201202255939464366   整理番号:12A0170791

広範囲のプロモーター中心のクロマチン相互作用は転写制御の形態的基盤を与える

Extensive Promoter-Centered Chromatin Interactions Provide a Topological Basis for Transcription Regulation
著者 (39件):
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巻: 148  号: 1-2  ページ: 84-98  発行年: 2012年01月20日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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真核生物における転写制御のための高次染色体構造についてはほとんど分かっていない。ペアエンドタグの配列を使った全ゲノムクロマチン相互作用解析(ChIA-PET)により,著者らはヒト細胞におけるRNAポリメラーゼIIと関連する広域クロマチン相互作用を位置付け,広範囲のプロモーター中心の遺伝子内,遺伝子外,遺伝子間の相互作用について解明した。これらの相互作用はさらに高次クラスターに凝集し,ここで近位遺伝子と遠位遺伝子がプロモーター同士の相互作用を通じて結合した。プロモーター同士の相互作用のある遺伝子の大半は活性で協同的に転写され,一部の相互作用プロモーターは互いに影響することができ,転写制御の組合せの複雑性が暗示された。様々な細胞株の比較解析により,細胞特異的クロマチン相互作用が,細胞特異的転写の構造的枠組となる可能性があることが分かり,細胞特異的機能に関するエンハンサーとプロモーターの相互作用の有意な増大が示唆された。さらに,遺伝学的に確認された疾患関連非翻訳成分が広域相互作用を通じて対応遺伝子と空間的に関わりあうことが分かった。全体的に,著者らの研究により,ヒト細胞におけるハウスキーピング遺伝子と細胞特異的遺伝子の両方について,三次元クロマチン相互作用による転写制御の手掛かりが得られる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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