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J-GLOBAL ID:201202256304562376   整理番号:12A0238710

土壌水分が限られた塩土壌におけるコムギとオオムギの水利用

Water Use in Wheat and Barley Grown on Saline Soils
著者 (3件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 64-70 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0811A  ISSN: 0011-1848  CODEN: NISAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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塩類集積地では塩ストレスと同時に水ストレスが作物生産の障害になっている.本研究は,土壌塩濃度がコムギとオオムギの水利用と乾物生産に及ぼす影響を明らかにするために行なわれた.内径7.1 cm,長さ96 cmのポットにふるった圃場の土を入れ,ポット当たり7 gおよび14 gの塩化ナトリウム(NaCl)を添加したNaCl-7 g区,NaCl-14 g区,およびNaClを加えないNaCl-0 g区を設置した.コムギ品種農林71号とオオムギ品種宝城皮8を移植して,その後給水しなかった.蒸散が停止したとみなされたときに地上部乾物重,根長,土壌水分および土壌と地上部のNa+含有率を測定した.測定結果は,2つの作物で類似していた.茎数はNaCl-14 g区がNaCl-0 gとNaCl-7 g区より小さかった.ポット当たりの蒸発散速度は,生育前半で区間差がみられず生育後半でNaCl-0 g区より2つのNaCl添加区で小さくなった.層別の根長密度はNaClの影響をほとんど受けず,上層で大きかった.土壌のNa+含有率および体積水分率はNaCl添加量が多いほど大であると同時に,層が深くなるにしたがい増えた.層別の体積水分率は根長密度と相関はみられたものの,土壌Na+含有率との相関がより強かった.地上部乾物重と蒸発散量は,NaCl-14 g区がNaCl-0 g区とNaCl-7 g区より小さかった.以上より,土壌水分が限られた条件では根の成長よりも土壌のNa+含有率が高いことによって吸水が制限され,蒸発散量が減少すると同時に乾物生産が低下することが分かった.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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麦  ,  土壌化学 
引用文献 (21件):
  • 1) Akbar, M., T. Yabuno and S. Nakao 1972. Breeding for saline-resistant varieties of rice. I. Variability for salt tolerance among some rice varieties. Jpn. J. Breed. 22 : 277-284.
  • 2) Black, C.C., T.M. Chen and R.H. Brown 1969. Biochemical basis for plant competition. Weed Sci. 17 : 338-344.
  • 3) Flowers, T.J. and A.R. Yeo 1995. Breeding for salinity resistance in crop plants : Where next? Aust. J. Plant Physiol. 22 : 875-884.
  • 4) Grewal, H.S. 2009. Response of wheat to subsoil salinity and temporary water stress at different stages of the reproductive phase. Plant Soil 330 : 103-113.
  • 5) Homaee, M., R.A. Feddes and C. Dirksen 2002. A macroscopic water extraction model for nonuniform transient salinity and water stress. Soil. Sci. Am. J. 66 : 1764-1772.
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