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J-GLOBAL ID:201202256368904289   整理番号:12A1367729

糖尿病と口臭の診断のためのPtおよびIrO2ナノ粒子で官能化したWO3ナノファイバの発散したVOC検知特性

Exhaled VOCs sensing properties of WO3 nanofibers functionalized by Pt and IrO2 nanoparticles for diagnosis of diabetes and halitosis
著者 (4件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 106-116  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: W1123A  ISSN: 1385-3449  CODEN: JOELFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,触媒PtおよびIrO2ナノ粒子で官能化したWO3ナノファイバを製造するための単純な合成手法とそれらの優れたアセトンおよびH2S検知特性を示し,排出された呼気中の糖尿病と口臭それぞれのバイオマーカのセンサとしての適用におけるPtおよびIrO2ナノ粒子の有望な使用を示している。500°Cでか焼した個々のWO3繊維を30~100nmの範囲のサイズ分布を有する小さなナノ粒子で組合せた。WO3ファイバのネットワークは高い表面/体積比と特異な形態を示し,このため,完全な繊維層への効率的な輸送を促進する。Pt(4~7nm)およびIr(4~8nm)ナノ粒子をポリオール法で合成し,WO3繊維の表面を修飾するための添加物として用いた。熱処理の後,これらの触媒粒子は部分的あるいは完全にそれぞれ,Pt/PtOxおよびIrO2に酸化した。それぞれ,アセトン(CH3COCH3)およびH2S検知材料としてのPt修飾WO3繊維(Pt-WO3)およびIrO2修飾WO3(IrO2-WO3)繊維の利点を調べるために,口腔内に等しい高湿度雰囲気(RH75%)においてガス検知測定を実施した。Pt-WO3繊維は350°Cにおいて高いアセトン応答(5ppmにおいて,Rair/Rgas=8.7)と350°Cでの優れたH2S応答(5ppmにおいて,Rair/Rgas=166.8)を示した。興味深いことに,IrO2-WO3繊維はアセトンに何等応答せず,一方,H2Sへのガス応答は温度敏感性を呈し,これは如何なる研究においても報告されて来なかったことである。このように,H2Sとアセトンの間の高度に選択性の交差応答をWO3繊維上のIrO2粒子の組合せによって成功裏に達成した。本研究は,排出した呼気の検知による糖尿病と口臭の正確な診断を,PtおよびIrO2触媒で修飾した電気紡糸WO3繊維の使用により実現できることを示している。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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セラミック・磁器の性質  ,  生体計測 
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