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J-GLOBAL ID:201202256510630906   整理番号:12A1632671

新しい回転るつぼ法に基づく粘度計とSiO2-CaO-CaF2システムの粘性測定

Development of a New Viscometer Based on Rotating Crucible Method and Viscosity Measurement of SiO2-CaO-CaF2 System
著者 (4件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 1544-1549 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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新しい回転るつぼ法に基づく粘度計を開発しSiO2-CaO-CaF1システムの粘性測定を行った。粘度計は密閉して,メルト周辺の雰囲気を高度に制御した。粘性測定では黒鉛製の内筒を黒鉛ルツボ中の高温(1467~1781K)メルトにAr下で浸漬した。るつぼ回転により内筒に与えられたトルクを超感度トルクセンサによって測定して,粘性を決定した。算定された粘性の最小値は20mPasであった。精密測定ために熱遮蔽としてタングステン板を設置して炉中の温度均一性を保持するのに特別な着目を払った。そして,優れた温度均一性(るつぼ全体において±0.2K)が得られた。メルトの塩基性度(=C・CaO/C・SiO2質量ベース)は,0.79か1.25であった。そして,CaF2濃度は5,10,15,20,25mass%であった。結果として,メルトの粘性はいずれの試料においても良好なArrhenian型の直線性を示した。計測後のメルトからのふっ化物の損失は非常に小さかった。これから,融体組成の一貫性が示唆される。メルトの粘性がCaF2濃度の増大にともない減少したが,減少の度合いは文献値よりは小さかった。酸性領域へのCaF2添加により,メルトの粘性において減少は塩基性領域によりわずか大きかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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鋳造法,鋳込 
引用文献 (13件):
  • 1) K. Asano: Bull. Jpn. Inst. Met., 19 (1980), 724.
  • 2) K. C. Mills: Slag Atlas, 2nd ed., ed. by Verein Deutsher Eisenhüttenleute, Verlag Stahleisen GmbH, Düsseldorf, (1995), 359.
  • 3) Y. Sasaki, M. Iguchi and M. Hino: ISIJ Int., 47 (2007), 346.
  • 4) G. I. Tayler: Phil. Trans. Roy. Soc. A, 223 (1923), 289.
  • 5) J. O'M. Bockris and D. C. Lowe: J. Sci. Instrum., 30 (1953), 403.
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