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J-GLOBAL ID:201202256514934721   整理番号:12A0394512

移動栽培装置を利用したイチゴの高密植栽培に適した栽培ベッドの間隔と養水分供給方法の検討

Investigation of Row Spacing and Nutrient Solution Supply Method for High Plant Density Production of Strawberry Using Movable Bench
著者 (9件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 49-57 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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平面的に縦横2方向に栽培ベッドを移動させる移動栽培装置を利用したイチゴの高密植栽培の確立を目指して,3つの実験を行った.実験1では養水分供給方法を検討し,底面給液に補助的に地上給液を組み合わせることによって,地上給液と同等の果実収量が得られることを明らかにした.実験2では,栽培ベッドの間隔を検討し,0.50 mが適することを明らかにした.実験1および2の結果を反映して,縦10.8 m × 横9.6 mの規模で移動栽培装置を試作し,‘章姫’,‘もういっこ’および‘とちおとめ’の3品種を供試して,2008年9月~2009年5月まで栽培を行い,慣行高設栽培で栽培した場合と果実収量を比較した結果,‘もういっこ’と‘とちおとめ’は,移動栽培と慣行高設栽培で差がなかった.これらの結果から,平面的に縦横2方向に栽培ベッドを移動させる移動栽培装置を用いたイチゴ高密植栽培では,栽植株数を慣行高設栽培の約2倍に高めて,単位面積当たりの果実収量を約2倍とできる可能性が示された.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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野菜  ,  作物栽培施設 
引用文献 (18件):
  • 安藤敏夫.1990.花卉・苗木生産と流通の機械化.農業機械学会誌.52: 128-131.
  • 馬場富士夫・竹内 隆・中根 健・鈴木則夫.2002.イチゴ‘紅ほっぺ’の高設栽培における栽培特性と適応性.静岡農試研報.47: 15-23.
  • 伊藤栄治・坂本隆行・日高功太・北野雅治・宮内樹代史・安武大輔・今井俊治.2009.イチゴ「2段吊り上げシーソーシステム」における果実収量.日本生物環境工学会2009年福岡大会講演要旨.p. 162-163.
  • 岩崎泰永.1996.イチゴのロックウール促成栽培での基本管理技術と立体栽培.平成7年度 東北農業成果情報.p. 183-184.
  • 加納賢三・齋藤 章・笠原健作.2008.イチゴの促成栽培における栽植密度が収量および果実品質に及ぼす影響.日本生物環境調節学会2008年度大会講演要旨.p. 318-319.
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