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J-GLOBAL ID:201202256583753410   整理番号:12A1257692

細菌の適応免疫におけるプログラム可能な二重RNA誘導DNAエンドヌクレアーゼ

A Programmable Dual-RNA-Guided DNA Endonuclease in Adaptive Bacterial Immunity
著者 (9件):
資料名:
巻: 337  号: 6096  ページ: 816-821  発行年: 2012年08月17日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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クラスター形成した規則的間空性の短い再帰性反復(CRISPR)/CRISPR会合(Cas)系は細菌や古細菌にウイルスあるいはプラスミドに対する適応免疫を与える。本研究において著者等は,この系を利用してDNAに二重鎖切断を与えることできることを示した。病原菌Streptococcus pyogenesのII型系の目印蛋白質であるCas9を使い,これが二つのRNAsで誘導されるDNAエンドヌクレアーゼであり,各Cas9ヌクレアーゼドメインはDNAの各一つ鎖を切断することを示した。標的DNAの結合および切断は,トランス活性化crRNA(tracrRNA)を必要とし,このcrRNAのseed配列で支配される。複数CRISPR/Cas系によるDNA切断には数塩基対長の短い配列PAMが関与し,短い配列モチーフがRループ構造を形成させた。crRNA誘導配列に対して相補的な部位において,Cas9 HNH ヌクレアーゼドメインは相補的な鎖を切断し,Cas9 RuvC様ドメインは非相補的な鎖を切断する。Cas9はリサイクル可能であり,単一キメラRNAでプログラムすることができて,工学加工したdual-tracrRNA:crRNAも配列特異的Cas9 dsDNA切断を行うことを示した。 これらの結果から,この系をRNA-プログラムしたゲノム編集系へ利用する可能性を示唆した。
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分類 (2件):
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微生物の生化学  ,  分子遺伝学一般 

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