抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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企業における改善活動は,その大切さが数多く指摘される一方で,継続には様々な難しさが内在しており,改善活動継続のマネジメントについての体系的な研究はなされていない状況である。本研究は,「改善活動継続のためのマネジメント要因抽出手順」に従って抽出された,製造業2社の改善活動継続のためのマネジメント要因について詳細な分析を行なっている。具体的には改善活動において重要となる7つの要素間の関係性について分析を行ない,各事例がどのような経路をたどり改善活動の成果に結び付いているか,活動をどのように継続させているかについて考察を行なっている。さらに,2社の共通点と相違点(各社の特徴)を明らかにした上で,改善活動を継続していくためには,マネジメントが「活動の方向性確立」「現場層の支援」「経営成果と理念の方針保持と変化拡大への留意」という3つの役割を果たすことが必要となることを見出している。(著者抄録)