塩基性ホスホペプチドの効率的濃縮が可能な超酸性強カチオン交換

HENNRICH Marco L.; HENNRICH Marco L.; VAN DEN TOORN Henk W. P.; VAN DEN TOORN Henk W. P.; VAN DEN TOORN Henk W. P.; GROENEWOLD Vincent; HECK Albert J. R.; HECK Albert J. R.; MOHAMMED Shabaz; MOHAMMED Shabaz

文献

J-GLOBAL ID：201202256674226006 整理番号：12A0544304

塩基性ホスホペプチドの効率的濃縮が可能な超酸性強カチオン交換

Ultra Acidic Strong Cation Exchange Enabling the Efficient Enrichment of Basic Phosphopeptides

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資料名：
巻： 84 号： 4 ページ： 1804-1808 発行年： 2012年02月21日
JST資料番号： A0395A ISSN： 0003-2700 CODEN： ANCHAM 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

二次元強カチオン交換(SCX)を用いるペプチド中の塩基性ペプチドの濃縮法を提案した。本法は直列に結合した2本のSCXからなり,第一のカラムはpH3で操作して,塩基性ホスホペプチドと通常のペプチドを分離した。通常のペプチド分画に残存する少量の塩基性ホスホペプチドを濃縮するためにpH1で第二のSCXを操作した。本法は,塩基性ホスホペプチドの正味電荷がpHによって変化し,一方,通常のペプチドの電荷は変化しないことを利用した塩基性ホスホペプチドの濃縮法である。Hela細胞のホスホプロテオームの亜集団から10000を超えるペプチドを同定した。そのうち,97%以上は塩基性残基を有し,好塩基性キナーゼの潜在ターゲットであった。

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イオン交換 , 分子構造

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