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J-GLOBAL ID:201202256675965198   整理番号:12A0733632

淡水プラナリアDugesia japonicaに対するベンゾフェノン型UVフィルタ及びパラベン保存料の急性毒性

Acute toxicity of benzophenone-type UV filters and paraben preservatives to freshwater planarian, Dugesia japonica
著者 (1件):
資料名:
巻: 94  号: 3-4  ページ: 566-573  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: D0907A  ISSN: 0277-2248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ベンゾフェノン型UVフィルタ(BF)及びパラベン保存料(PP)は水環境中に普通に存在するが,それらの水生生物への毒性影響の情報が非常に少ない。Dugesia japonicaをBF14種類及びPP4種類に曝露して急性毒性を調べた。BF濃度0.9~145mg/lでのプラナリアの48時間LC50値は,オキシベンゾン>メキセノン>5-クロロ-2-ヒドロキシベンゾフェノン>2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン>2-ヒドロキシベンゾフェノン>ジオキシベンゾン>ベンゾフェノン>2,2′,4,4′-テトラヒドロキシベンゾフェノン>4-ヒドロキシベンゾフェノン>3-ヒドロキシベンゾフェノン>4,4′-ジヒドロキシベンゾフェノン>2,2′-ジヒドロキシ-4,4′-ジメトキシベンゾフェノン>2,3,4-トリヒドロキシベンゾフェノン>スリソベンゾンの順となり,0.5~77mg/lでの96時間LC50値についての順と同様であった。PPへの曝露における48時間及び96時間LC50は,ブチルパラベン>プロピルパラベン>エチルパラベン>メチルパラベンの順であった。試験対照物質のうち,オキシベンゾンの毒性が最高であり,スリソベンゾンの毒性が最低であった。2,2′-ジヒドロキシ-4,4′-ジメトキシベンゾフェノン,2,3,4-トリヒドロキシベンゾフェノン及びスリソベンゾフェノンを除けば,ほとんどのBFの毒性は48時間LC50値として10mg/l以下であった。BF及びPPの生態リスクを十分に評価するためには,水生毒性に関する調査がなお必要である。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の毒性  ,  動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 

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