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J-GLOBAL ID：201202256694088505   整理番号：12A0637563

食餌誘発肥満におけるドーパミンシステムのエピジェネティック調節障害

Epigenetic dysregulation of the dopamine system in diet-induced obesity

著者 (4件)： VUCETIC Zivjena (Univ. Pennsylvania, PA, USA) ,  CARLIN Jesse Lea (Univ. Pennsylvania, PA, USA) ,  TOTOKI Kathy (Univ. Pennsylvania, PA, USA) ,  REYES Teresa M. (Univ. Pennsylvania, PA, USA)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 120  号： 5/6  ページ： 891-898  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食餌に応答する脳内遺伝子発現の駆動におけるDNAメチル化の役割を高脂肪食摂取により誘発されたマウス肥満モデルを用いて検討した。成体マウスではドーパミン(DA)関連遺伝子の発現が有意に変化した。遺伝子発現のパターンは視床下部と腹側被蓋領域では反対で,前者では上昇し,後者では低下した。遺伝子発現のパターンと一致して,チロシンヒドロキシラーゼ及びドーパミン輸送体のプロモーター領域内の異なるDNAメチル化が同定された。視床下部DAの上昇と腹側被蓋領域DA低下と一致した行動が認められた。本研究により,高脂肪食の長期摂取がドーパミン作動性遺伝子発現の変化に関係し,この発現変化は脳内部位により異なることが証明された。

シソーラス用語： マウス ,  *肥満 ,  メチル化 ,  膜タンパク質 ,  *視床下部 ,  病態モデル ,  摂食 ,  高脂肪食 ,  チロシンヒドロキシラーゼ ,  *遺伝子発現 ,  遺伝的調節 ,  プロモーター領域 ,  PCR法 ,  *中脳蓋 ,  カテコールアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： DNAメチル化 ,  mRNA発現 ,  エピジェネティック制御 ,  ドーパミン輸送体 ,  食事性肥満 ,  定量的リアルタイムPCR法 ,  *腹側被蓋領域

分類 (3件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (1件)： ドーパミン

タイトルに関連する用語 (6件)： 食餌 ,  誘発 ,  肥満 ,  ドーパミン ,  エピジェネティック ,  調節障害