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J-GLOBAL ID：201202256783185611   整理番号：12A0855044

構造神経生物学:神経計算の機序的理解への関連欠如

Structural neurobiology: missing link to a mechanistic understanding of neural computation

著者 (3件)： DENK Winfried (Max Planck Inst. Medical Res., Heidelberg, DEU) ,  BRIGGMAN Kevin L. (National Inst. Neurological Disorders and Stroke, Maryland, USA) ,  HELMSTAEDTER Moritz (Max Planck Inst. Neurobiology, Martinsried, DEU)
資料名： Nature Reviews. Neuroscience  (Nature Reviews. Neuroscience)
巻： 13  号： 5  ページ： 351-358  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： W1331A  ISSN： 1471-003X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子生物学において,原子分解能の構造データが多くの巨大分子に応用されいるが,脳構造の情報は不足している。連続断面電子顕微鏡と経シナプスウイルス追跡法などの技術的進展は神経回路の構造生物学を可能にしてきた。今回,構造データの重要性(活性と構造,構造神経生物学と理論的神経生物学),必要とする情報,構造分析の手段および生物学的疑問への応用について概説した。構造分析の手段として,顕微鏡法,染色法,モノクロームを超えておよび分析手技を示した。コンピューティング神経科学と理論神経科学には書き換えギャップがあり,実際に何を測定しているかについての疑問があった。今後,染色技術に関しては,神経配線の追跡とシナプスの検出に良好なコントラストを得ることが可能になると推定した。染色,画像処理および分析に関する新技術は,構造神経生物学の進展を促進して来たと結論し,特異な細胞の全体のネットワーク結合性についての疑問に答え得ると示唆した。

シソーラス用語： シナプス ,  コントラスト ,  画像処理 ,  ネットワーク ,  透過型電子顕微鏡 ,  *脳 ,  *神経経路 ,  電子顕微鏡観察 ,  構造解析 ,  生体試料染色
準シソーラス用語： 画像コントラスト ,  断面透過電子顕微鏡

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 神経生物学 ,  神経 ,  計算 ,  理解 ,  欠如