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J-GLOBAL ID：201202256817510029   整理番号：12A0597962

RTVシリコーン用環境負荷低減型新規硬化剤の開発

Development of A New Hardener for Room Temperature Vulcanization Silicones

著者 (4件)： 長広明 (三重大) ,  芦田恭典 (三重大) ,  中村修平 (三重大) ,  村上泰 (信州大)
資料名： 電気学会誘電・絶縁材料研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： DEI-12  号： 60-73  ページ： 53-58  発行年： 2012年03月14日 
JST資料番号： Z0908B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 常温硬化型(RTV)シリコーン複合体は耐熱性に優れ,多くの工学的分野に使用されている。シリコーン弾性体は,主剤,架橋剤,硬化剤からなり,硬化剤としては有機スズ水酸化物は極めて有用な効果反応を示すが,生物にきわめて毒性が強く,スズフリーな硬化剤の開発が望まれている。筆者らは,硬化剤としてのチタンアルコキシドと硬化助剤としてのヒドリキシカルボン酸エステルを組み合わせることにより,RTVシリコーンに有効なスズフリーな新規硬化剤を開発した。新規硬化剤を主剤としての両末端シラノールポリジメチルシロキサン(PDMS)に適用し,赤外線吸収スペクトル,分子量分布の変化,機械的性質,高温・高湿環境下における耐性について調べた。

シソーラス用語： *硬化剤 ,  *シリコーンゴム ,  減少 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： *RTVシリコーンゴム ,  環境負荷低減

分類 (1件)： その他の添加剤,配合薬品,副資材  (YH05070B)

引用文献 (12件)：

• (1) 編集長谷村:「シリコーン材料ハンドブック」(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社)(1993-8)
• (2) F. W. Van der Weji. Makromol. Chem., 181. 2541, (1980)
• (3) JEAN-MARC PUJOL and CHRISTIANE PREBET. J. Adhesion Sci. Technol., 17, 261, (2003)
• (4) 青木隆一,畑山忠,佐々木博治:“オルガノポリシロキサンの湿気硬化に及ぼす触媒の影響",DNTコーティング技術報文,Vol.3,pp.6・12(2003)
• (5) THE COMMISSION OF THE EUROPEAN COMMUNITIES: COMMISSION DECISION of 28 May 2009

タイトルに関連する用語 (4件)： シリコーン ,  環境負荷低減 ,  硬化剤 ,  開発