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J-GLOBAL ID：201202256851048903   整理番号：12A1022918

スマートな再なめし剤を使った刺激応答性の皮革

STIMULI RESPONSIVE LEATHERS USING SMART RETANNING AGENTS

著者 (5件)： SANGEETHA S. (Council of Scientific and Industrial Res., Chennai, IND) ,  NISHAD FATHIMA N. (Council of Scientific and Industrial Res., Chennai, IND) ,  SREERAM K. J. (Council of Scientific and Industrial Res., Chennai, IND) ,  RAGHAVA RAO J. (Council of Scientific and Industrial Res., Chennai, IND) ,  NAIR B. U. (Council of Scientific and Industrial Res., Chennai, IND)
資料名： Journal of the American Leather Chemists Association  (Journal of the American Leather Chemists Association)
巻： 107  号： 6  ページ： 196-204  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： C0258A  ISSN： 0002-9726  CODEN： JALCAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,相転移材料を使って温度調節した天然皮革が試行されている。しかし,その応用モードは,相転移材料(PCM)を使って作られた結合剤でその表面を塗工することである。現在の刺激感受性高分子ゲル構造の主な欠点は,それらの弱い機械的性質と不十分な転移応答性であった。これ等の材料の薄形形状への加工とそれらの皮革への組込が,スマート応用のための刺激応答性皮革の開発につながるであろう。本報は,再なめしプロセスを通してPCMを組み込んで熱応答性の皮革を開発することを試みた。PCMを使って作製された再なめし剤をFTIRとSEMを使って特性化し,プレポリマ中にPCMがカプセル封じされたことを確認した。これ等のスマートな再なめし剤を使って作製された皮革を,それらの機械的強度と感覚刺激性で特性化し,比較試料よりも良好な性質を示すことが分った。工場内試験法から,これらの皮革が熱応答性機能を示す,ことを示していた。

シソーラス用語： *スマート構造 ,  *応答 ,  *革 ,  材料 ,  粘結剤 ,  塗膜 ,  *温度制御 ,  *鞣し ,  *鞣し剤 ,  ゲル ,  機械的性質 ,  相転移 ,  応答特性 ,  機能性高分子 ,  カプセル封じ ,  生体刺激
準シソーラス用語： *温度調節 ,  感覚刺激 ,  高分子ゲル ,  *再鞣し ,  *刺激応答 ,  相転移材料 ,  熱応答性高分子 ,  *鞣革

分類 (4件)： 皮革工業  (YM07000F) ,  助剤とその試験  (YM06020U) ,  その他の成形  (YH04090Q) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (3件)： なめし剤 ,  刺激応答性 ,  皮革