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J-GLOBAL ID：201202256939702433   整理番号：12A0539827

放電プラズマ焼結により調製したCa_1-xSr_xRuO₃化合物の熱電特性

Thermoelectric properties of Ca_1-x Sr _x RuO₃ compounds prepared by spark plasma sintering

著者 (3件)： KEAWPRAK Nittaya (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Sendai 980-8577, JPN) ,  TU Rong (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Sendai 980-8577, JPN) ,  GOTO Takashi (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Sendai 980-8577, JPN)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 523  ページ： 182-187  発行年： 2012年05月15日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固相反応により単相のCa_1-xSr_xRuO₃(x=0~1.0)粉末を合成し,放電プラズマ焼結により緻密化した。格子定数のa長はx=0.6付近で僅かに極小値を示し,一方でb長,c長及び単位格子体積はxが0から1.0へと増加するに従い連続的に増加した。これは全領域で固溶体が形成されることを示していた。Ca_1-xSr_xRuO₃緻密体の相対密度はxが0から1.0へと増加するに従い,75から95%へと増加した。x=0.1~0.9での電気伝導度(σ)は,x=0.5を除き,端成分(CaRuO₃とSrRuO₃)より高く,全組成で金属伝導を示した。Seebeck係数(S)は30~40μVK^-1で,組成及び温度にほぼ依存しなかった。熱伝導度(κ)は室温で2~3Wm^-1K^-1で,温度の上昇と共に増加した。κは全温度範囲でx=0.2の時最小値を示した。x=0.1~0.9での無次元の性能指数(ZT)は端成分の値より高かった。最大のZTはx=0.2,600Kでの0.07であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ルテニウム化合物 ,  *カルシウム化合物 ,  *ストロンチウム化合物 ,  *酸素酸塩 ,  *放電焼結 ,  焼結体 ,  固相反応 ,  格子定数 ,  固溶体 ,  相対密度 ,  電気伝導率 ,  輸送係数 ,  熱起電力 ,  熱伝導率 ,  性能指数 ,  炭酸カルシウム ,  炭酸ストロンチウム ,  酸化ルテニウム ,  *放電プラズマ焼結
準シソーラス用語： Seebeck係数 ,  *ルテニウム酸カルシウムストロンチウム

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 放電プラズマ焼結 ,  調製 ,  熱電特性