抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
JIS A1415(高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法)は,高分子系建築材料であるプラスチック建材(板・成形品)を対象として,実際の使用環境において昼光,雨がかり,または窓ガラス越しの昼光にさらされるときに生じる現象の再現を想定した試験方法規格である。試験は,各種実験室光源や水噴霧の繰り返しによる促進暴露を行い,耐候性の劣化程度を把握することを目的としている。本規格は1970年に制定され,これまで3回の改正が行われた。前回(1999年)の改正では,関連する規格JIS K 7350-1(プラスチック-実験室光源による暴露試験方法)を引用規格として大幅に取り込んでいた。この規格が2008年に大幅に改正されたため,規定内容見直しが必要となり,今回の改正原案作成に至った。近年,住宅等の長期耐久性を目指した建材製品の長寿命化,多様化に伴い,本試験方法による耐候性の評価は重要な項目の1つとなってきている。