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J-GLOBAL ID:201202257039554885   整理番号:12A1311136

脂肪細胞におけるGIPによる炎症促進性サイトカインオステオポンティンの調節 転写因子NFATとホスホジエステラーゼ3Bの役割

Regulation of the pro-inflammatory cytokine osteopontin by GIP in adipocytes - A role for the transcription factor NFAT and phosphodiesterase 3B
著者 (9件):
資料名:
巻: 425  号:ページ: 812-817  発行年: 2012年09月07日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インクレチンであるグルコース依存性インスリン分泌性ポリペプチド(GIP)と炎症促進性サイトカインオステオポンティンは脂肪組織機能の調節において重要な役割を果たすことが知られている。本稿に於いてGIPが一次脂肪細胞における脂肪生成とオステオポンティンの発現を刺激することを示す。GIPが誘導するオステオポンティンの発現増加はNFAT(活性化T細胞核内因子)阻害剤A-285222により阻害された。NFATキナーゼであるグリコーゲンシンターゼキナーゼ(GSK)3はGIPにより上方調節された。cAMPがオステオポンティンに対しGIPが仲介する効果に関与するかどうか調べた。β3アドレナリン作動性受容体アゴニストCL316,243はオステオポンティンの発現を刺激し,この効果はホスホジエステラーゼ3特異的阻害剤であるOPC3911が模倣した。CL316,243でホスホジエステラーゼ3Bノックアウトマウスを処理すると脂肪組織でオステオポンティンの劇的な上方調節が見られたが,野生型マウスでは見られなかった。本稿に於いて,脂肪細胞においてGIPがオステオポンティンを刺激する機構を記述した。オステオポンティンとインスリン抵抗性の間の確立された関連を考えれば,本データはオステオポンティンの発現を刺激することによりGIPも脂肪細胞におけるインスリン抵抗性を促進しうることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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