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J-GLOBAL ID：201202257050540810   整理番号：12A0733643

ライシメータでの土壌,排水及び作物中の残留リンデンに及ぼす堆肥及び堆肥と微生物集団の合同使用の効果

Effect of farmyard manure and conjoint application of farmyard manure and microbial consortium on lindane residues in soil, drainage water, and crops in lysimeters

著者 (3件)： BHATIA Gunjan (Govind Ballabh Pant Univ. Agriculture & Technol., Uttarakhand, IND) ,  SRIVASTAVA Anjana (Govind Ballabh Pant Univ. Agriculture & Technol., Uttarakhand, IND) ,  SRIVASTAVA P.C. (Govind Ballabh Pant Univ. Agriculture & Technol., Uttarakhand, IND)
資料名： Toxicological and Environmental Chemistry  (Toxicological and Environmental Chemistry)
巻： 94  号： 3-4  ページ： 685-693  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： D0907A  ISSN： 0277-2248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 堆肥(FM)の,単独あるいは微生物集団(Gordonia類)との合同使用が残留リンデンの低減に有効かどうかを評価するために,ライシメータ調査を行った。FMあるいはFMと微生物を合同で加えてトウモロコシ及び米を栽培した。このライシメータに,両作物に対する標準使用量(0.6kg/ha)のリンデンを施用した後,土壌,浸透水及び作物中のリンデンの残留濃度を調べた。その結果,ライシメータ排水中の残留リンデンの濃度は米国EPAの飲料水基準値を十分に越えていたが,トウモロコシでも米作物でも,作物中では残留リンデンを検出できなかった。米の下部へ浸透した水のリンデンの残留濃度は,トウモロコシの下部浸透水中よりも高かった。FMを5t/ha施用した場合は,浸透水中及び土壌中のいずれにおいても,残留リンデンが減少していた。さらには,同量のFMの施用に加えて微生物集団を計画的に使用すると,FMのみを施用するよりも効果的に土壌及び浸透水中の残留リンデンを低減することができた。

シソーラス用語： 土壌汚染 ,  *農薬汚染 ,  *有機塩素系殺虫剤 ,  *残留農薬 ,  堆肥 ,  群集 ,  ミクロフローラ ,  水質汚濁 ,  農作物 ,  脂環式化合物 ,  有機塩素化合物
準シソーラス用語： 微生物群集

分類 (2件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  農薬  (SB05030L)

物質索引 (1件)： リンデン

タイトルに関連する用語 (10件)： ライシメータ ,  土壌 ,  排水 ,  作物 ,  残留 ,  リンデン ,  堆肥 ,  微生物 ,  集団 ,  合同