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J-GLOBAL ID：201202257051256393   整理番号：12A1111886

PDCルートで合成したTiベースの基材上のh-BN皮膜の作製とキャラクタリゼーション: 厳しい条件でのトライボロジー関連の利用

Preparation & Characterization of h-BN Coatings on Ti-Based Substrate Synthesized via the PDCs Route: Tribological Applications in Severe Conditions

著者 (4件)： YUAN S. (Univ. Lyon, Villeurbanne, FRA) ,  YUAN S. (Ecole Centrale de Lyon, Ecully, FRA) ,  TOURY B. (Univ. Lyon, Villeurbanne, FRA) ,  BENAYOUN S. (Ecole Centrale de Lyon, Ecully, FRA)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 512/515 Pt.1  ページ： 858-863  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： PDC(ポリマー誘導セラミックス)法でh-BN皮膜を作製した。すなわち,予め処理してある乾燥したチタン基材を,ポリマー前駆体であるポリボラジレンに浸漬し,取り出して一旦200°Cで加熱して架橋を促進した後,Ar中で赤外線を照射して1200°Cで90分加熱するか,もしくは急速熱処理炉(RTA炉)中でArもしくはN₂の雰囲気で1350°Cで9回のフラッシュの加熱を行った。Ar中で加熱した試料はTiB_x/TiN μの層で構成された中間相のあるミクロ構造を示したが,N₂中で加熱した試料は中間相にTiNしか観察されなかった。両者は機械的な挙動に差があり,前者は硬質の皮膜として挙動して,ビッカース硬度はTiNの値に達したが,後者は軟質の挙動を示し,ビッカース硬度はかなり低かった。得られた皮膜は空気中に数か月放置しても化学的に安定していた。

シソーラス用語： 母材 ,  チタン ,  セラミック ,  プレポリマ ,  誘導 ,  *窒化ホウ素 ,  *セラミック被覆 ,  皮膜 ,  *キャラクタリゼーション ,  無機重合体 ,  ホウ素化合物 ,  窒素化合物 ,  浸漬 ,  RTA【熱処理】 ,  微細構造 ,  チタン化合物 ,  ホウ化物 ,  窒化物 ,  中間相 ,  *硬度 ,  安定性 ,  *トライボロジー ,  *摩擦係数
準シソーラス用語： BN【化合物】 ,  *PDC【セラミック】 ,  ホウ化チタン ,  *ポリボラジレン ,  ポリマー誘導セラミック ,  化学安定性 ,  基材 ,  窒化チタン

分類 (2件)： 金属材料へのセラミック被覆  (YC02050V) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (7件)： PDC ,  Ti ,  h-BN ,  皮膜 ,  作製 ,  キャラクタリゼーション ,  トライボロジー