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J-GLOBAL ID：201202257070203217   整理番号：12A0138917

宇宙環境における黒色の陽極皮膜の剥離:経年劣化と数値シミュレーション

Flaking of black anodic films in space environment: Ageing and numerical simulation

著者 (6件)： GOUEFFON Yann (EADS ASTRIUM Satellites, 31 Avenue des Cosmonautes, 31402 Toulouse Cedex 4, FRA) ,  ALDEBERT Gregory (Univ. de Toulouse, ISAE, Inst. Clement Ader, 10 Avenue Edouard Belin, BP 54032, 31055 Toulouse Cedex 4, FRA) ,  MABRU Catherine (Univ. de Toulouse, ISAE, Inst. Clement Ader, 10 Avenue Edouard Belin, BP 54032, 31055 Toulouse Cedex 4, FRA) ,  ARURAULT Laurent (Univ. de Toulouse, CIRIMAT, UPS/INPT/CNRS, LCMIE, Bat 2R1, 118 Route de Narbonne, 31062 Toulouse Cedex 9, FRA) ,  TONON Claire (EADS ASTRIUM Satellites, 31 Avenue des Cosmonautes, 31402 Toulouse Cedex 4, FRA) ,  GUIGUE Pascale (CNES, 18 Avenue Edouard Belin, 31401 Toulouse Cedex 9, FRA)
資料名： Mechanics of Materials  (Mechanics of Materials)
巻： 45  ページ： 72-82  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： E0966A  ISSN： 0167-6636  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 黒色皮膜は,宇宙船のパッシブな温度制御を管理し,光学装置における迷光を避けるために使用することができる。アルミニウム合金の無機黒色陽極酸化は,この種の応用に対し低いガス放出と十分な温度安定性で膜を得るための解法である。これらの被膜の剥離は,2XXX and 7XXXアルミニウム合金における温度サイクリングの後,しばしば観測されてきた。この現象は衛星の光学系に微粒子の汚染を生み,任務の寿命に影響を与えるかもしれない。本稿では,膜の接着に関する温度サイクリングの影響を定性的方法(ピールテスト)や定量的テスト(スクラッチテスト)により調査した。膜の微分膨張や脱水は膜の中に応力を生じさせることが示された。有限要素モデルを開発し,膜内のクラック伝播や分岐のメカニズムを同定し,剥離の理由を説明した。特に,亀裂先端で混合されたオープニング/せん断モードローディングとなる熱誘導下で界面に沿って膜においてクラックが分岐し伝播することが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *宇宙飛行体 ,  温度制御 ,  制御 ,  *酸化膜 ,  黒 ,  *剥離 ,  老朽化 ,  シミュレーション ,  亀裂伝搬 ,  陽極酸化皮膜
準シソーラス用語： パッシブ制御 ,  *陽極皮膜 ,  数値シミュレーション

分類 (2件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y) ,  化成処理  (WC08050J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 宇宙環境 ,  黒色 ,  陽極皮膜 ,  経年劣化 ,  数値シミュレーション