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J-GLOBAL ID:201202257070257708   整理番号:12A0925654

軸流圧縮機ロータにおけるスパイク状失速発生のメカニズムに関する数値的検討

Numerical investigation into the mechanism of spike-type stall inception in an axial compressor rotor
著者 (4件):
資料名:
巻: 226  号:ページ: 192-207  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: A0947C  ISSN: 0957-6509  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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亜音速軸流圧縮機の動翼列に発生するスパイク状旋回失速のメカニズムについて実験と数値計算で調べた。初めに動翼先端から失速が発生してロータ3回転程度の間に定常的旋回失速に至る現象プロセスを説明して動翼列の全周解析の必要性を述べ,翼先端付近の詳細な流れ計測のために翼先端間隙を0.3mmとした試験機の概要を示した。全周解析はレイノルズ平均ナビエストークス方程式をマルチ・ブロック格子で解いた。定常性能について全圧および流れ角等の半径方向分布,全圧比,流量,効率等を計算して実験データと比較した結果,良い一致が得られた。次に流量最小安定条件に対して周方向不均一を与えて,失速の発生と旋回失速を時間分解計算した結果,動翼に対してロータ回転数の約33%で旋回する失速伝播現象をシミュレートでき,実験とほぼ一致した。スパイク状失速の発生メカニズムに関する実験データと数値解析結果の詳細な検討を示し,翼先端間隙漏れ渦の前後翼への影響,翼先端剥離渦の生成と逆漏れ流れとの干渉等により,スパイク状旋回失速が前後3翼間流路の翼先端側の30%に集中,伝播するとし,前後翼間の相関が主たるパラメータであるとした。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
送風機,圧縮機,風車 

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