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J-GLOBAL ID:201202257132139383   整理番号:12A1116614

蛍光共鳴エネルギー移動によるミクロシスチン検出用のグラフェン酸化物に基づいたバイオセンサ

A graphene oxide based biosensor for microcystins detection by fluorescence resonance energy transfer
著者 (16件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 31-36  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水の安全性は世界の至る所で人々を苦しめる最も広範な問題の1つである。シアノバクテリアによって産出される肝毒素ミクロシスチンは,水の安全性に深刻な脅威を生み出している。世界保健機関(WHO)によると,飲料水中のミクロシスチン-LR(MC-LR)含量の限界は1μg/Lで;ミクロシスチン(MC)の微量検出のために敏感な方法を調査する必要があった。本研究で,金ナノ粒子(Au NP)誘導グラフェン酸化物(GO)蛍光消光についての観察に基づいて,ミクロシスチン検出のために信頼できるバイオセンサを開発した。Au NPで修飾された一本鎖DNA(ss-DNA)との相互作用によって,MCはAu NPに結合し,Au-DNA-MCの複合体を形成した。複合体におけるこれらのMCは,GOシートに吸着させた抗体によって免疫学的に認識され,結果として,Au NPは蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)によってGOの光ルミネセンスを消すほど接近していた。より多くのAu NPがGO表面に結合するとともに,蛍光強度はMCの増加につれて減少した。検出限界は,ミクロシスチン-LR及びミクロシスチン-RR(MC-RR)に対して,それぞれ0.5μg/L及び0.3μg/Lで,それはWHOの最も厳密な標準を満たしていた。明確な結果は,天然湖畔水及び特異的実験の中で得られた。ここで使用した抗体は,MCの保存された部分のAddaグループを認識することができ,バイオセンサーが水サンプルに存在するMCの単一毒素と全量の両方を検出することを可能にした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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バイオアッセイ  ,  微生物起原の毒性  ,  水質調査測定一般  ,  分析機器 
タイトルに関連する用語 (4件):
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