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J-GLOBAL ID:201202257156400058   整理番号:12A1122491

エコ・サニテーションシステムにおける現場処理プロセスの病原体の削減効率

Pathogen reduction efficiency of on-site treatment processes in eco-sanitation system
著者 (3件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 750-754  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: H0970A  ISSN: 0734-242X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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エコロジカルサニテーション(エコサン)システムの一次処理の病原体除去効率を実験的に評価した。システムにおける糞便の被覆と処理材料として,灰,石灰,土壌を使用した。尿と糞便を分別収集する目的で,尿分離型のエコサン臨時トイレをエチオピアの防衛大学に建設した。尿から分離された糞便を30日間蓄積し,そのうちの500 gを165 gの灰,石灰あるいは土壌と混合し,微生物分析と物理化学的分析を実施した。測定項目は糞便性大腸菌群数,pH,回虫の卵の数,生存している卵の割合,含水率であった。測定の結果,以下の結論を得た。糞便が石灰と灰で処理された場合に,pHが顕著に上昇した。石灰処理は糞便性大腸菌群を24時間以内に完全に絶滅させたが,灰処理は同様な効果を得るために30日間を要した。他方,エコサン糞便の一次処理期間中に,回虫の卵の急激な破壊は観察されなかった。脱水と保管は重要な実験項目であったが,糞便性大腸菌群は含水率3%の環境に耐えた。これに対して多くの回虫の卵は同じレベルの乾燥状態でアルカリ処理なしに不活性化させられた。含水量と回虫の卵の生存能力の間に強い直接的な関連性が認められ,卵の生存能力と保管期間の間には負の相関が認められた。本研究で述べた処理方法は糞便の殺菌について本質的な能力を示した。
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分類 (3件):
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下水,廃水の物理的処理  ,  下水・廃水処理施設  ,  建物内の給排水・衛生設備 
タイトルに関連する用語 (3件):
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