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J-GLOBAL ID:201202257193903159   整理番号:12A0094667

トマトかいよう病の診断における植物病原検査キットの正確性の評価の試み

著者 (3件):
資料名:
号: 62  ページ: 55-58  発行年: 2011年12月27日 
JST資料番号: F0809A  ISSN: 0368-623X  CODEN: KNBKAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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トマトかいよう病の診断において,植物病原検査キット(Agdia社製Cmmイムノストリップキット;Cmm-IS)を使用して検出した場合の正確性を評価するため,同キットによる検査結果とその際に分離される病原細菌との関係を調査した。2010年に青森県および福島県のトマトかいよう病と推定される病害が発生している農家圃場から採集した被害標本32点についてCmm-ISで検査したところ,検査結果が陽性でかつかいよう病菌が分離された標本が6点,検査結果が陰性でかつかいよう病菌が分離されなかった標本が11点であった。一方,残りの標本15点は,検査結果が陽性でありながら,かいよう病菌が分離されなかった。これは,かいよう病菌の分離に選択性のない普通寒天培地を使用したために分離できなかった可能性があり,今後選択培地等を用いてCmm-ISの正確性をさらに検討する必要がある。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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野菜  ,  細菌による植物病害 
引用文献 (6件):
  • 1) Dreier, J., Bermpohl, A. and Eichenlaub, R. (1995) Southern hybridization and PCR for specific detection of phytopathogenic Clavibacter michiganensis subsp. michiganensis. Phytopathology 85 :462-468.
  • 2) Gitaitis, D. (1991) Compendium of Tomato Diseases (APS PRESS). 25-26
  • 3) 西山幸司(1996)パソコンを用いた植物病原細菌同定システム「簡易同定96」の使い方, 農業環境技術研究所資料 19:1-24
  • 4) 尾崎克己(1991)作物の細菌病—診断と防除—(田部井英夫ほか編), 日本植物防疫協会, 東京 184-188.
  • 5) 白川隆・佐々木次雄(1988)トマトかいよう病細菌の検出用選択培地, 日植病報 54:540-543.
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