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J-GLOBAL ID：201202257211483960   整理番号：12A0776774

ブロック共重合体の溶液キャストフィルムの乾燥過程における微小構造間隔及び秩序化領域圧縮の小角X線散乱を利用したその場追跡

In Situ Tracking of Microstructure Spacing and Ordered Domain Compression during the Drying of Solution-Cast Block Copolymer Films Using Small-Angle X-ray Scattering

著者 (5件)： HEINZER Michael J. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Virginia, USA) ,  HAN Sangil (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Virginia, USA) ,  POPLE John A. (SLAC National Accelerator Lab., California, USA) ,  BAIRD Donald G. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Virginia, USA) ,  MARTIN Stephen M. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Virginia, USA)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 45  号： 8  ページ： 3480-3486  発行年： 2012年04月24日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小角X線散乱法を利用して,ポリ(スチレン-b-ブタジエン)のトルエン溶液から流延成形により六方充填円柱状構造のキャストフィルムを調製する際の微小構造間隔をその場追跡した。その結果,フィルムから溶媒が除去されるにしたがって凝集力が増大するために構造間隔も増加するが,さらに溶媒が除去されると微小領域は脱膨潤し続けるにもかかわらず共重合体鎖は速度論的に捕獲されるために構造間隔は減少した。共重合体の濃度が高くなるにしたがって秩序化微小領域の圧縮度も上昇した。これは共重合体鎖の緩和時間が長くなるためである。乾燥温度を上げると溶媒除去速度が増大するために秩序化領域の圧縮度も増大した。掃引ガス中で溶媒を除去するとフィルム表面に皮膜が生成するために圧縮度はさらに増大した。溶媒除去速度を低下させ,かつキャストフィルム作成室を溶媒蒸気で飽和させることによって皮膜の生成を防止すると秩序化領域の圧縮は抑制された。

シソーラス用語： *ブロック共重合体 ,  ポリブタジエン-スチレン ,  *プラスチックフィルム ,  *流延成形 ,  規則化 ,  微細構造 ,  圧縮 ,  小角X線散乱 ,  計測 ,  濃度依存性 ,  温度依存性 ,  高分子鎖 ,  緩和時間
準シソーラス用語： キャストフィルム ,  その場測定 ,  秩序化 ,  微小構造

分類 (1件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

タイトルに関連する用語 (8件)： ブロック共重合体 ,  溶液 ,  キャストフィルム ,  過程 ,  微小構造 ,  秩序化 ,  小角X線散乱 ,  追跡