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J-GLOBAL ID:201202257246358131   整理番号:12A1058064

「消費者行動とマーケティング」9.コモディティ化と経験価値の研究動向-近年の展開と研究課題-

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巻: 53  号:ページ: 516-524  発行年: 2012年07月25日 
JST資料番号: G0575A  ISSN: 0037-2072  CODEN: SESKB9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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消費者行動論やブランド論で市場問題として取り上げられるコモディティ化について,その要因を中心に解説した。その上で脱コモディティ化の一施策として特に注目を集めている経験価値マーケティングとその研究動向について解説した。まずコモディティ化について,コモディティ化とは何か,コモディティ化の要因(消費者要因,競争要因,企業要因が複雑に絡み合い,ある要因が別の要因を促進する可能性がある),コモディティ化の測定,アパレル市場の動向,ブランド価値を解説した。次いで経験価値マーケティングについて,経験価値マーケティングの定義と特徴,経験価値モジュール,意義,ブランド・エクスペリエンスの測定と効果,経験価値の先行要因を解説し,その後に問題点を述べた。感性的価値の構築には時間と労力がかかるので,コモディティ化は一度突入してしまうと脱することは難しく,経験価値については学術的には導入期の領域で,研究の進展が望まれると述べた。
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関連産業 
引用文献 (38件):
  • 1) 青木幸弘編著(2011)『価値競争時代のブランド戦略:脱コモディティ化への挑戦』ミネルヴァ書房
  • 2) 青木幸弘(2010)『消費者行動の知識』日本経済新聞社
  • 3) Brakus, J. J., Schmitt, B. H. & Zarantonello (2009) L. Brand experience: What is it? How is it measured? Do it affect loyalty? Journal of Marketing, 77(3), pp.52-68
  • 4) Schmitt, B. H. (1999) Experiential Marketing. The Free Press(嶋村和恵・広瀬盛一訳(2000)『経験価値マーケティング:消費者が「何か」を感じるプラスαの魅力』ダイヤモンド社)
  • 5) Christensen, C. M. & Raynor, M. E. (2003) The Innovator's Solution. Boston: Harvard Business School Publishing Corporation (玉田俊平太監訳 櫻井祐子訳(2005)『ノベーションへの解:利益ある成長に向けて』翔泳社)
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