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J-GLOBAL ID：201202257246975971   整理番号：12A1159684

最大局所エントロピー生成の提案原理

Proposed Principles of Maximum Local Entropy Production

著者 (3件)： ROSS John (Stanford Univ., California, USA) ,  CORLAN Alexandru D. (Univ. Hospital of Bucharest, Bucharest, ROM) ,  MUELLER Stefan C. (Otto-von-Guericke-Univ. Magdeburg, Magdeburg, DEU)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 116  号： 27  ページ： 7858-7865  発行年： 2012年07月12日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最大局所エントロピー生成原理(MEPP)の幾つかの形の応用を主題にする多くの論文が大部分化学物理または物理化学でない文献に現れている。このことは通常複雑系に対する,地球または太陽系中のほぼ未知の物体の全生体圏または雰囲気と同じ複雑さでほとんど特性化されていない系でさえ構造情報と測定に関する欠如を埋め合わせるため必要条件となる最適化原理である。この原理を提唱する若干の公知論文から幾つか種を選択し,良く知られた化学と物理系の単純例の支援でもってそれらが誤っていることを示した。これらの大規模な解釈は良く確立された及び立証された結果を無視することに帰すことができた。それらの結果とは(1)「局所」サブシステムのような非孤立系においてエントロピーは必ずしも増加しない;(2)古典物理学が記述するような微視的系は一般的に内在性決定論的である-補完的原理を用いることによって選択されるそれらの進化に「選択」がない;(3)巨視的決定論的系はそれらの構造と状態が十分に良く知られている程度で予測できる;通常それらは十分に知られていず,確率論的方法はそれらの予測に対して使用されなければならない;(4)熱力学的拘束と反応系の速度論間の因果関係はない。結論的には,MEPP様原理に基づく予測は科学的に基づいて考慮されるべきでない。

シソーラス用語： *エントロピー生成 ,  *最大エントロピー法 ,  局所性 ,  *複合系 ,  システム ,  孤立系 ,  方法論 ,  *確率論 ,  反応系 ,  *反応速度論 ,  熱力学的極限 ,  因果律 ,  自由度 ,  熱力学第二法則 ,  伝熱 ,  定常特性
準シソーラス用語： サブシステム ,  因果関係 ,  化学速度論 ,  確率論的解析 ,  決定論的手法 ,  定常状態特性 ,  熱移動 ,  熱力学の第二法則 ,  熱力学的限界 ,  複雑系

分類 (1件)： 化学熱力学・熱化学一般  (CB02010E)

タイトルに関連する用語 (3件)： エントロピー生成 ,  提案 ,  原理