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J-GLOBAL ID：201202257268811808   整理番号：12A0906482

1-シアノメチル-1,1-ジメチルヒドラジニウムカチオンの塩の合成,特性解析及びエネルギー特性

Synthesis, Characterization, and Energetic Properties of Salts of the 1-Cyanomethyl-1,1-dimethylhydrazinium Cation

著者 (3件)： SABATE Carles Miro (Univ. Claude Bernard Lyon 1, Villeurbanne, FRA) ,  DELALU Henri (Univ. Claude Bernard Lyon 1, Villeurbanne, FRA) ,  JEANNEAU Erwann (Univ. Claude Bernard Lyon 1, Villeurbanne, FRA)
資料名： Chemistry. Asian Journal  (Chemistry. Asian Journal)
巻： 7  号： 5  ページ： 1085-1095  発行年： 2012年 
JST資料番号： W1856A  ISSN： 1861-4728  CODEN： CAAJBI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1,1-ジメチルヒドラジンはブロモアセトニトリルで容易にアルキル化されて,臭化1-シアノメチル-1,1-ジメチルヒドラジニウム([(CH₃)₂N(CH₂CN)NH₂]Br)(I)を生成した。化合物Iのメタセシス反応で,[(CH₃)₂N(CH₂CN)NH₂]⁺カチオンと酸化性アニオン等とに基づく一連の新規なファミリーのエネルギー塩を得た。ここで,酸化性アニオン等とは,硝酸,過塩素酸,アジド,5-アミノテトラゾール,5,5′-アゾビステトラゾール及びピクリン酸アニオンである。新規な材料を,元素分析,質量分析,多核NMR及び振動分光法(IR,Raman)で特性解析した。さらに,ブロム塩,過塩素酸塩およびピクリン酸塩並びに5,5′-アゾビステトラゾール水和塩のカチオンの分子構造をX線回折手法で解き明かした。さらにこれらの塩で見いだされた水素結合網目構造をグラフセット解析で記述した。融点及び分解点をDSCで求め,衝撃,摩擦及び静電気に対する感度を評価した。さらに,酸化剤との混合物を分解させた場合の分解ガスを予測した。エネルギー用途にこれらの材料が有望であることを示した。

シソーラス用語： *物質 ,  *エネルギー ,  *ヒドラジニウム ,  *シアナミド ,  *カチオン ,  第四アンモニウム ,  結晶構造 ,  自己着火 ,  X線回折 ,  格子定数 ,  *デトネーション ,  融点 ,  分解温度 ,  熱分解 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  密度汎関数法 ,  MP2法 ,  振動スペクトル ,  水素結合 ,  衝撃感度 ,  摩擦 ,  静電気 ,  生成熱 ,  爆発 ,  燃焼熱 ,  分解ガス ,  化学合成 ,  メタセシス ,  爆薬 ,  化学グラフ
準シソーラス用語： エネルギー物質

分類 (2件)： 脂肪族ヒドロキシルアミン・ヒドラジン及びその他の脂肪族多窒素直結化合物  (CF03080W) ,  各種爆薬と推薬  (YE06020W)

物質索引 (1件)： アミノ(シアノメチル)ジメチルアミニウム

タイトルに関連する用語 (3件)： 塩 ,  特性解析 ,  エネルギー特性