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J-GLOBAL ID：201202257272965640   整理番号：12A0021052

ガス発生高分子が存在する場合の低電圧アークのシミュレーション

Low-voltage arc simulation with out-gassing polymers

著者 (3件)： RUEMPLER Christian (Fraunhofer Inst. SCAI, Augustin, DEU) ,  STAMMBERGER Hartwig (Eaton Ind. GmbH, Bonn, DEU) ,  ZACHARIAS Albert (Eaton Ind. GmbH, Bonn, DEU)
資料名： Proceedings of the IEEE Holm Conference on Electrical Contacts  (Proceedings of the IEEE Holm Conference on Electrical Contacts)
巻： 57th  ページ： 1-8  発行年： 2011年 
JST資料番号： E0462C  ISSN： 1062-6808  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は低電圧スイッチングアークとポリアミドPA66の構成において,アークと壁との間の相互作用に対する既存のシミュレーションモデルの強化について述べたものである。低電圧回路遮断器におけるガス放出性の消弧室側壁材料とスイッチングアークとの相互作用はアーク挙動を制御する重要な要因として利用されており,スイッチング挙動を計算する3次元アークモデルにはアブレーションモデルを含めることが必須である。アークの中で消費されるエネルギーの重要な部分は消弧室の高分子壁面に吸収され,これによって壁の化学的な劣化と蒸発が起こる。蒸発したガスはプラズマの組成を変化させ燃焼条件に影響を与える。平均のPlanck吸収係数を用いてポリアミドPA66の蒸気層における吸収特性を計算すると,放射の強いUV成分はこの層中で吸収され,壁に達する放射熱流速は減少する結果であった。しかし,高温のアークコア中にPA66がある場合には壁に到達する放射熱流速密度はアークコア中に空気がある場合よりも高くなる。このようなことから,管および小型遮断器中の壁で安定化されたアークの計算には,壁でアブレーションが起こる場合の実際的な結果を得るためには適切なアブレーションモデルの導入が必要である。

シソーラス用語： *ガス放出 ,  高分子 ,  アーク放電 ,  スイッチング素子 ,  *アブレーション ,  *消弧 ,  蒸発 ,  電磁流体力学 ,  Navier-Stokes方程式 ,  方程式 ,  離散座標法 ,  熱力学的性質 ,  Gibbs自由エネルギー ,  釣合方程式 ,  吸収係数 ,  電圧 ,  ポリアミド ,  ポリメタクリル酸メチル ,  *熱放射
準シソーラス用語： Gibbsエネルギー ,  アーク電圧 ,  放射伝達方程式 ,  輸送方程式

分類 (2件)： 開閉装置  (NB09030I) ,  気体放電  (BJ03020T)

タイトルに関連する用語 (3件)： ガス発生 ,  高分子 ,  シミュレーション