抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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米国における核セキュリティのための性能基準型PPS(物理的防護システム)の構築方法について概観し,日本で同様手法を取り入れる際の課題について検討した。近年,国際原子力機関等において,敵対者による攻撃を想定した核セキュリティに関して,防護装置が達成すべき性能基準を規制行政機関が示し,事業者が防護内容を設計し,その基準適合性を規制行政機関に立証する性能基準方式が注目されている。しかし性能基準方式導入に向けた検討は日本ではあまり進んでいない。本稿では,米国Sandia国立研究所で検討されている性能基準型PPS構築手法について特徴を整理した。さらに米国の手法を仮想事例に適用するとともに,日本の政策文書等を調査・分析し,同様手法を日本で取り入れることを想定した際の課題を明らかにした。